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2/06/2006*

 4日、友部正人コンサート「詩人菅原克己をうたう」@ふれあいエスプ塩竈。菅原克己(宮城県亘理町出身)というと高田渡が曲をつけた「ブラザー軒」を知るのみ、認識としては高田がリスペクトする詩人の一人、というレベル。文字となった彼の詩を読むのは、入場時に頒布された小冊子が初めて、かもしれない。
 『菅原克己さんを知っていますか?』と題されたその小冊子には、数編の菅原の詩と、彼に対する愛情に満ちた詩評が掲載されていた。過不足なく紡がれる言葉。そこから広がっていく風景。句読点と改行で起こされるリズム。部分引用ですら、その詩情がよく伝わってくる。そしてそれらの魅力を語り尽くす詩評、これも名文ばかり。詩に関して全くの門外漢でも、その魅力を十二分に知ることができた。
 小冊子を貪るように読んでいたら、いつの間にかコンサートの開始時間となった。ライヴは、友部さんのうたとポエトリーリーディングがメイン。普段のライヴと大きく変わることなく、淡々と進んでいく。菅原克己については、知ったきっかけ等エピソードを少々、そして数編の詩を朗読したのみ。「ブラザー軒」の朗読は、高田渡のメロディーが浮かんじゃうから、という理由で披露されなかった。
 こうして事実のみを記すると、「詩人菅原克己をうたう」というタイトルに即さない、物足りなさの残るライヴだったように思われるかもしれない。しかし個人的には不満に感じることなどひとつもなかった。友部さんの"つかず離れず"な菅原との距離感が想像力を喚起し、むしろ聴き手を菅原側に引き寄せていたように思う。私のような菅原初心者が興味を抱くにこれ以上ないお膳立て。素晴らしい詩人を紹介してくれた友部さん、そして主催者の方々に感謝したい。
 終演後は会場で会ったトモダチとお茶。塩釜駅前のミルキーウェイ。ライヴの感想、菅原克己のこと、健康のことなど、2時間ほどおしゃべりを。

The City 『Now That Everything's been Said』James Taylor 『One Man Dog』Heron 『Twice as Nice & Half the Price』 5日、掃除と洗濯とCD選び。空気公団のライヴに一緒に行った友達から「ライヴ前後に流れていたようなのを聴きたい」というオーダーがあり、それに応えるべく、数枚をチョイス。Heron 『Twice as Nice & Half the Price』、James Taylor 『One Man Dog』(Amazon)、The City 『Now That Everything's been Said』(Amazon)。偶然にも深緑が印象的なジャケが3枚並んだ。机上に広げ、ニンマリと笑む。
 午後、宮城野図書館。『どぶ』を返却、代わりに勅使河原宏監督作品 『アントニー・ガウディー』を借りる。その後街へ出、ヴォリュームワンにてCDを十数枚売却。7,200円。夕刻からはトモダチと落ち合い、飲み。以前勤めていた会社がどれだけ今の糧となっているのか、ちょいとポジティヴに考えてみよう、的な話を。
 夜、自宅にてネットをながめていたら、月末に白石かずこ+翠川敬基ライヴがあることを知った。行きたい、ああでもその日は仕事、んー残念。喜びから落胆まで、約3秒。



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