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6/27/2005*

  25日、午前、宮城県図書館。武満徹全集1-4・2-4・3-4を返却し、武満徹全集2-3と『中山晋平の童謡』(Amazon)、溝口健二監督作品 『噂の女』のヴィデオを借りる。ホントは武満全集のコンプリートを進めたかったんだけど、聴いてない巻ばかり貸出中になっている。すべて聴き終えるのは、はて、いつになることやら。

 図書館のあとはメディアテークでヴィデオ返却、そして一度自宅に戻る。昼頃再び外出、エスプにて開催される「第4回塩竈学シンポジウム/塩竈の伝統建築と町並を考える」を拝聴すべく、JRで塩竈へ。今回のシンポジウムの内容は、港町塩竈に遺る古建築の調査成果発表と、そのなかの一棟である大正期の和洋併置式住宅(と呼ぶには規模が小さすぎるような.....)の保存問題について。建築調査を担当したのが首都圏の大学の研究室だったこともあり、建築に対する意匠的・計画的な評価が中央-地方という一元的なレベルにとどまっていたのは残念だったが、市民の方々の興味関心を古建築に向けさせるには十分な、いや十分すぎるプログラムだったように思う。個人的にも、建築調査の成果をこうして市民に還元することの大切さを知ることができ、収穫は大きかった。

 シンポジウム終了後は仙台へ移動。仙台セントラル劇場にて市川崑監督作品 『おとうと』を鑑賞する。気が強くてしっかり者の姉(岸恵子)、ぐうたらで遊び人だが心優しい弟(川口浩)。この姉弟の関係を軸にストーリーは展開し、さらに後半では、こどもたちの行動に無干渉な父(森雅之)と信仰心の厚い継母(田中絹代)を加え、4人の家族愛を描いていく。何はともあれ、強さの中に秘めた可愛らしさ/健気さを見事に演じる岸恵子が、とにかく、とにかく素晴らしい。そして弟の絶命後に待ち受ける不思議なラストシーン。いかようにも解釈は可能だろうが、その解釈がどうれあれ、このラストシーンこそがこの作品の面白さ、愛嬌の良さだろうなと。個人的にはそう思った。

 26日、佐川さんに起こされる。届いたのはタナダユキ監督作品 『タカダワタル的』(Amazon)のDVDと、JCBからの封書。封書を開けてみると、楽天vs千葉ロッテの観戦チケットが2枚入っていた。ああ、以前JCBのサイトでなんとなく応募していたのが当たったんだ。応募しておいてなんだけど、特に興味がないのでさほど嬉しくはなかったりする(でもたぶん行くよ)。

 昼過ぎから外出。セントラル劇場にて黒澤明監督作品 『静かなる決闘』を鑑賞。手術中に患者から性病をうつされた医師。理性と欲望との葛藤。ひねた感じの看護婦役・千石規子の好演が光る作品。千石さんは同じ黒澤作品 『酔いどれ天使』が良いらしいので近いウチに観てみたい。

 映画のあとはブックオフ。ヒゲの未亡人 『ヒゲの未亡人の休日』(Amazon)と浅川マキ 『Darkness Ⅲ』(Amazon)を購入。浅川マキは2,600円。ブックオフとしてはけっして安くない値段だが、このシリーズは税込5,000円超という定価で躊躇していただけにちょっと嬉しい。その後はトモダチと合流し、飲み。飲んでる最中に、東口トルエンズのライヴが今日だったことを思い出す。ああ、なんのためのカレンダーだよ。



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