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1/24/2005*

 22日、昼過ぎから公文書館。埃っぽい古文書と再度格闘するも、やはり解読はできず。今日もコピーを持ち帰る羽目に。帰り際、改めて公文書館の所蔵リストを確認すると、まだまだ読まなくちゃならない文書がたくさんありそうな感じ。挫けずにやり抜くことができるか、ちょっと不安になってきた。
 公文書館での格闘のあとは、ちょっと足をのばして西多賀の萬葉堂書店へ。ここに来るのは1年ぶりくらいかな。あまり変わり映えしないなあと書棚をながめていると、山下洋輔のご先祖探求本『ドバラダ門』(800円)を発見。自分の祖父・啓次郎が明治期の建築家であることを知った山下が、祖父の作品の一つである鹿児島監獄の保存運動に傾倒していくさまを描いたノンフィクション小説。今年初めにその存在を知って以来、チョコチョコ探していたんだけど、こんなにも簡単に見つかるとはね。ちょっと驚いた。
 萬葉堂の帰りは二本松のブックオフ。買いそびれていたJuana Molina 『Tres Cosas』(Amazon)が750円だったので思わず購入。
 23日、密かに開催を楽しみにしていた「[太陽と精霊の布]藍と暮らす人々 トン族・ミャオ族・タイ族 -中国・東南アジア少数民族の染織-」展を観に宮城県美術館へ。どれ一つとして同じ意匠のない、緻密な刺繍が施された染織品の数々。上衣、スカート、おぶい帯、頭巾。それぞれに込められた思いが刺繍糸一本一本から伝わってくる、なんとも見応えのある企画展だった。ただ残念だったのは、展示品一つ一つに関する情報が皆無であったということ。各コーナーの始めにある400字程度の解説文だけでは、「祭礼用の筒型スカート」と言われてもどんな祭礼なのか、「ドア・カーテン」と言われてもほかにどんな調度品あってどんなバランスで掛けられているのか、まったく分からない。さらには、それらを身につけている写真も数枚しかなく、人と大いに関わりのある資料の展示なのに、肝心の人がまったく見えてこないという致命的なミスを犯しているようにも思えた。もちろん、今回の展示品を単なる記号として扱い、観る者の感覚に訴えかけるような展示にしたのであれば、これで十分な内容ではあろう。ただ、そんなファッショナブルな感覚は持ち合わせていない私には少し不満の残るところも多かった。
 美術館の帰りはせんだいメディアテークに立ち寄り、映像音響ライブラリーで小津安二郎監督作品 『東京の合唱』を借りる。考えてみたら、ここでヴィデオを借りるのは今回が初めてのこと。無料で借りられるんだし、これからは有効に活用しよう。



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