【母と友と故郷】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００３年３月６日〜９日

《母のこと》

帰省する前、母から電話があり「いつものおまんじゅうは良いからね。太るから」
そういう母を一寸寂しく思ったものの、やはり買うのを止めよう
そう素直に従ったのに・・・・・

母はしっかり美味しい甘いものを口にしてました
矢っ張りこれは「止められません」の一言でしょうか。もういいんじゃない
好きなものを食べても。そう思いました

何度も同じ事を話す母。それを聞いてた叔母が「それはもう１００回聞いたかな」と
大笑い。そういいながらまたまた同じ話。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウンと

ボケ防止に何かしないと・・・いつも口癖のように言う母
好きな手芸も、ゲートボールもまだまだ現役。元気な証拠かなと一安心

日頃は買いに行けないと云う母を、園芸店へ連れていった
嬉しそうに花を見てる母。数点買ってあげると「これで又楽しみができた」と
花が好きな母の庭は今の時期でも花が一杯でした

「これ食べて」そういっていろんな物が届きます
人付き合いの良い母の交友関係。此方での生活の良さが分かったような気がします
一日１回は様子を見に来るというご近所さんにも感謝です

母の生活も、一人では心配もありますが、今はこうして自由に生活してるのを
見守るしかない。又帰省して・・・・
母との別れは毎回辛いものがありますが、こうして元気でいてくれる
それだけでもありがたく思います。８５歳まだまだ元気です

母の作品

＝幼馴染み １＝

いつも帰省の時は、決まって幼馴染みと会うのですが、今回は時間が少なく
今回はあえないかなと、連絡もしなかった。
でも、やっぱり電話がかかってきた。「帰ってきたのか」と。ふ・し・ぎ

急遽その夜に仲間と会うことに。急なことなのにみな「いいよ」って出てきてくれた
風邪を引いてるのに無理して来てくれた友も・・・
そして話しの中で、そば打ちの話しになり「今度そば打ち会」やるから帰っておいで

いろんな事で、帰省の理由づけをしてくれる仲間に(^人^)感謝♪
何時もこうして帰省を待ってくれる友。そしていつも変わらぬ優しさ、嬉しい語らいの時間です

「帰って来いよ」いつもそういわれ、故郷の良さを感じます
また帰ろう。待っててくれる人がいるから・・・・・

＝幼馴染み ２＝

別の日、ご近所の幼馴染みとの再開もまた嬉しいものがあります
わたしが用事があるので時間が無く、ほんの３０分だけの出会いでした
それでも、上がってお喋り・・・・

「こうして来てくれるだけでも嬉しい・・」そういってくれる友
彼女は転勤を繰り返し、ご主人の退職と同時に故郷へ戻ってきました
新居での畑で取れた新鮮な野菜も沢山頂いてきました
またの再開を約束して、お別れでした。「これも良いよね」と彼女

＝高校時代の仲間＝

帰省する高校時代の友人と今回は会うことができました
偶然にも２名の友人の同時帰省。そしてそれを知った福岡の友人も急遽帰省
４人で、空港での久しぶりのご対面

「お久しぶり！！」と云いながら嬉しい気持は皆同じ
喫茶店で暫くぶりに話しをし、少しの時間でしたがそれぞれが変わりないことに
ホッとできました。やはり友は良いもの。きっとこれからも同じ気持ちで居られそうです

４人が一時期は東京近郊に住んでいたことがある仲間です
親が亡くなり、そう頻繁に故郷へも帰れなくなりそうなそんな年齢です
だからよけいに懐かしさが募ります。会えて良かった・・・・

僅かな時間でも、こうして会えたこと、それぞれが元気だったこと
これが一番でした

＝従兄弟との出会い＝

同県に住んでいた従兄弟が、定年になり故郷へ昨年１１月の戻った
新居を見て！そういわれ迎えにきてもらった
広い敷地に２人での生活。でやっぱり故郷は良いという

生まれ育ったこの地でやっと落ちついた様子の２人。見てる方もホッとできます
矢っ張りこれが故郷なんだなーと

＝メル友さんとの出会い＝

実家の近くに住んでいながら、まだお会いしたことがないメル友さん
横浜から、我が故郷へ移り住んでブドウの栽培をしています。
何も分からないところからの出発。大変だったと思います

町内の新聞に私のことが出、その後メールを頂いて時々地域の様子を知らせてくれます
初めてお会いして、そして横浜の話をしながら、共通の話題があることが何よりでした
これからも細く長く続いて行けたら・・と思いました

頻繁にやりとりしてるわけではないのに、何かすんなりと話ができる
インターネットの不思議さです
「又来てね」そういわれて嬉しかった・・・・

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忙しく慌ただしく過ぎた日々でしたが、帰省するたびに迎えてくれる人がいる幸せ
そんなみんなに感謝しつつ・・・・