故郷への帰省

6月14日〜20日

息子と降り立った故郷は、真夏日で暑い
でも、空気は懐かしくとてもいい感じ。故郷の良さを感じる瞬間です
息子は一言「空気がおいしい〜」って

母には間際まで心配をかけ、帰る帰らないで過ぎていたので
空港で電話したものの留守
そのまま買い物をして帰宅した我が家に、母はとてもビックリ。でも喜んでくれた

冷蔵庫にものを入れるに、まずは掃除から始めるのはいつものこと
期限切れのものなどは雑然と入ってる・・・
すっきりした冷蔵庫がなんと広々と感じます(笑)

母がいいます「久しぶりにこうして大勢で食べる食事はおいしい・・」と
毎日一人での夕食は味気ないと思う
91才にもなって酷だとは思うのですが、今の私には思うように出来ないつらさ
母もそのあたりはわかってるので、無理は言わないけれど・・・

翌日は、大掃除が待っています
ベッドを動かしての大掃除。1年半ぶりの掃除はしがいがあります(笑)
その間に洗濯を次々とはじめます。やってもやっても終わらない洗濯の山です
冬物を、そしてこれからの夏物も一応全部やらないと気になります

時間を見ては買い物へ母を連れ出し、洋服の調達
母も少し歩くとと疲れるので、買い物一つとっても大変。日頃の大変さがわかります
国東名物の太刀魚の昼食を食べましたが、おいしい〜

出来るだけのことはしておかなければと、風呂の不備な点も修理
そして台所の掃除も又大変
一番大変なのは母がいつも座ってる場所。とにかく足の踏み場もない
座って手の届く範囲にすべて置いてるから、それはすごい

あまり片づけすぎてもどこへいったかわからなくなるので、それはそれで一苦労
お昼前、母を病院へ連れて行き、その間に買い物です
何しろ大きいものや重いものは、今しておかないと母が大変だからと

17日は別府で一泊です
久しぶりの温泉は気持ちいい。母の背中を流しながら小さくなったのを感じます
ただ食欲は私よりあるのでビックリやら嬉しいやら
温泉で早めに寝た母を見ながら、まるで子供のよう・・・と

翌日母は「どこかへ行かないとなー」という
私たちに気遣ってのことですが、母はあまり歩けないので近くの高崎山へ
息子がおばあちゃんの手をとって、しっかりとまもってくれます
350匹の野生猿が飛び回っています。子供猿もいっぱい
久しぶりに来たこの高崎山。やはり懐かしく楽しいひとときでした


 

昨夜も睡眠がうまくとれない私は、これから先の運転がちょっと大変
早めの帰宅になりましたが、母もこれが限界のようです
途中の昼食は、これまた田舎ならではのもの。大きな鯛のかぶと蒸しが美味でした

息子の海釣りに連れ行くと、誰もいない海
釣ってる間に、私は従姉妹に会いに。久しぶりにいろんな話で楽しかった
なかなか自由がなく、やっと解放された2時間だったからなー
息子からの電話で迎えにいってみると小さな魚が5匹。まぁいいんじゃないと
夜には皆で「おいしいな〜」と煮魚でいただきました

ご近所さん、叔母、そして友人からいただいた野菜の山
今が収穫のタマネギや辛み大根、そして大きなキューリやジャガイモ
どれもが嬉しくてありがたいものでした
友人とは今回は立ち話で終わったけれど、暖かく迎えてくれることに感謝です

1週間にいた中で、部屋の掃除が出来、風呂も快適になったと喜ぶ母
そして「又寂しくなるなー」と悲しそうな顔
数日分の食事の準備をして、昼食もあわただしく車に乗る私たちに涙声で
「また来るんだよ」と。私たちも悲しかった・・・・

すったもんだしながらの帰省でしたが、母の元気そうな様子にほっとしました
息子も小さい頃の思い出いっぱいの田舎が、そしておばあちゃんも好き
母にはまだまだ長生きしてもらわなくちゃ・・・

その後、母からのはがきで「きれいになってよその家みたい」って
少々大げさですが、母も嬉しかったのでしょう

また帰省が出来ますように・・・・