孫と母のところへ帰省
                                  3月17日〜22日

 

《3月17日》

今日から娘と二人の孫と一緒に母のところへ行きます
10時に娘の家へ迎えに行くと、乳母車をはじめ大きな荷物が待っていました
飛行場でやっと乗り込みの時間に・・・と思ったら「おしっこ」(◎-◎)

はじめての体験の飛行機に、どう反応するかと心配しましたが
案外平気で、外を見たり、イヤホーンで音楽を聴いたり本を読んだりして楽しんでます
大人が思うほど心配ないなーとほっとしました

大分飛行場へ到着すると、すぐにレンタカーへ向かいます
車を借り、先ずは孫のおむつその他の調達でスーパーへ向かいます
母一人なので、買い物は無理なので夕食の買い物をして帰ります

車の中から見る車窓に「いえがないねー」と不思議そうで、ちょっと怖そうなYたん
娘が一生懸命に説明してますが、果たして理解できるか・・
娘は小学校までは年に3回は来てた場所。「懐かしい」とじっと眺めてました

はじめてのひ孫の里帰りに何かして上げたい・・・母の気持ちが「お餅」でした
沢山のお餅が並べられてるのを見ながら
こんなに食べられないのに・・・と思いながらも母の気持ちを感じました

夕食はやっぱりいつもの定番の刺身です
娘はまだ未体験の「生の鯖の刺身」これは東京では滅多に食べない物ですが
故郷では、鯖は生でも頂きます。新鮮だからでしょう
娘ははじめて食べる生の刺身が「おいしい」と。故郷の味を味わって欲しいと思う

母も6ヶ月のS君を抱っこしながら本当に嬉しそう
人見知りをしないS君は、母の膝でニッコリ。90才の年齢の差・・不思議な感じです

夜は、孫も母も疲れたのか早い時間に眠りにつきました
テレビも付けず、今夜は久しぶりに娘とじっくり話ができました
明日から始まる田舎の生活・・・・ハテさて
 

《3月18日》

何度か起こされたものの、案外良く寝てくれた孫達
母も良く寝たようで「皆がいるから安心してよく眠れた」と。久しぶりにご飯の食事
今日は孫達をハーモニーランドへ連れいくため、母はデイサービスへ

母が出かけた後、孫達と一緒にYたんのリクエストのハーモニーランドへ向かいます
高速を通って1時間位で到着。さすがに人が少ない
屋外なので、かなりの広さ。観覧車もありジェットコースターや沢山のアトラクションも
Yたんははじめての体験が多くあり、どれも珍しくて大はしゃぎ

パレードも間近に見られ、キティちゃんに抱いてもらったり握手したりと大興奮
「かわいいねー」と、もう大満足なYたん
田舎故に混むことはなく、並ぶ必要もなく乗り放題。「たのしいねー」といいながら・・

5時間うろうろしたらさすが疲れたらしく、やっと引き上げることに
S君は乳母車で寝たり起きたり。何もわからず連れ回されて迷惑かも(笑)
車の中ではしっかり寝てしまいました

帰りに、母のことをお願いと様子を聞くために、役場の方へ立ち寄りました
福祉事務所の方との話しで、母のことを聞きこれからも事をお願いしてきました
いろいろな面で、こうして帰省の度に話ができることは安心できます

今夜も又母の好物の刺身。そして名物の「唐揚げ」も買ってきました
美味しそうに食べる母を見て満足です
Yたんといつも一緒に寝る私は、今夜は寝かせながらそのまま朝まで眠って・・・
まぁいいかーの今夜でした
 

《3月19日》

朝から雨です。母を医者へ連れて行きその間に友人や従姉妹の家へ挨拶へ
時間がないので、何処へ行ってもお土産を渡してちょっと立ち話をして「またね」と
慌ただしい今回の帰省は、思うように時間が取れません

その内に母からの電話、そのまま迎えに行き帰宅後、皆で別府へ出発
太刀魚の美味しい店があるのでそこで昼食
大分ならではの「太刀魚のにぎり」「太刀魚の天丼」それはそれは美味です

雨なので、今日はホテルでゆっくりしようと直行
シーサイドホテルで、真下に海が・・・。w(゚o゚)w オオー!とびっくりする娘とYたん
行き交う船や海の様子を間近に見ながら、なかなかいいホテルです

お子様ランチも豪華。皆で食べきれないほどの夕食を頂き「又太った〜」と娘と私
それを聞いてYたんがお腹を探りに来ました「本当だ。ばーばー」と。ゲゲ(゜_゜;)
私はYたんと温泉へ入り、娘は母の体を洗ってくれました
母の幸せそうな顔。親子4代の1泊の旅はこれからもなかなかできないこと
本当に行くことができて良かった!

5人で一部屋に眠り、Yたんに蹴られながらも皆で仲良く「お休みなさい〜」
 

《3月20日》

朝もう一度Yたんと温泉へ。誰も居なかったので「Yたん泳いだら」とちょっとだけ
「おはだつるつるになったよ」と嬉しそうに・・・
昨日の雨も上がり、今日はいい天気のようなので、水族館「海たまご」へ行くことに

大きなお魚を間近に見たことがないYたん、少々興奮気味で怖そう
母は、あまり好きじゃないと椅子に座って待つことに
子供にとっては、きっと大きな魚は怪獣のように見えるんでしょう

2時間ほど見学して、Yたんにはイルカの小さな人形を記念に買うことに
「だいじだいじだからね」としっかりと抱えて持ってました
風が強く、外は無理なので引き上げることにした。「又来るからね〜」と手を振りながら

母が「デイサービスへ行くのに着る洋服が買いたい」という
オシャレ心があることはいいこと。早速走り5着ほど買うと「すまんね」と母
そしてついでに孫達にも少しばかり購入。母の真似をして試着室のYたん
「にあう?」そういいながら嬉しそうでした

昨日、今日とかなり疲れたようで、母も孫達も眠そう
今夜もいつものように刺身定食(?)

皆で早めに眠りにつきました。田舎の夜は長いです
 

《3月21日》

なかなか思うように、家の掃除や洗濯ができなかった今回の旅
ズーッと気になっていましたが、今日は、母の冬物の洗濯からはじめました
洗濯機を回しながら、後は娘にお願いして、私はYたんと田んぼでレンゲの花を見に・・・

いつもは近くの畑も「入っちゃだめよ」そういわれてるのでおっかなびっくりの様子
「入っていいの?」って。「いいよ〜」って言うと「たんぼってふあふあだよね」って草の上を歩きます
レンゲの花を髪に挿すと嬉しそうにニッコリ

シロタンポポや土筆を摘んで「ママにおみやげにしよう」という
田舎ならではの体験。何もかもが初体験で不思議で楽しい時間だったようです
「きいろはなのはな。しろはたんぽぽ」しかし・・・都会ではタンポポは黄色
ハテさて、孫は困るのではと一寸心配なばーばでした

午後からは,私の大好きな店へ行き「芋入り蒸かし餅」「あん入り饅頭」を購入
芋大好きYたんは「おいしいねー」と。良かった!
その後海へ歩いていきましたが、今日は引き潮。打ち寄せる波に大喜び
潮水に濡れながら「きゃー」といいながら大喜びで遊び、貝殻を拾ったり、海大好きYたんでした
なかなか帰ろうとせず一心に遊びます「おすなばがひろいねー」・・確かにうんうん(^-^)
「またあとでこようね」といいながら、名残惜しそうに海を何度も振り返るY たん


その後はお世話になる従兄弟のところへ挨拶へ
そして空港が一望できる展望台に上がって、又蒼い海を見てきました
「ひろいね〜」を繰り返しながらいつまでも見ていたいYたんでした

今日が皆で食べる最後の夕食です
母菜「Yちゃん、さびしくなるね」というと「またくるよ」と孫。気に入って良かった!
母は、いつものように戻る前日は「頭が痛い」と云ってこまらせます

今夜も皆で早寝をしました

《3月22日》

過ぎてみればあっと言うあの6日間
最後の大仕事が残っています。母がいつもいる部屋の掃除です
何もかもが手元に置いてるので、とにかく大変。でも、あまり動かさずに・・・

娘が何度も母と子供の写真を撮っていました
庭も相変わらず変わり映え無しの我が実家。田んぼと山に囲まれています
それがかえっていいのかもしれないなーと今になって思う

今日は、母は叔母(母の妹)のところへ行きます
途中まで一緒に車で行きましたが、やっぱり母は泣いていました
孫との賑やかだった6日間。急に寂しくなるかな〜

子供のように草花を可愛がる母・・・・90才
いつまでも元気でいて欲しいと願いながら「又来るから」と別れました

今回は、孫中心に動いた日々でした
3才の孫には、故郷がどんな風に思い出されるでしょう
はじめての飛行機の旅。きれいな海。大きな魚の水族館。
家のない田んぼばかりが続いたこと。「おうちないねー」といってたもんねー

キット、母も孫達に元気パワーをもらったと思う
私もシロタンポポを持って戻りました。咲いてくれることを願ながら・・・

故郷のあの蒼い海は・・・・・・変わらず同じでした