芝生カレンダー

ありきたりですが、芝生の年間スケジュールです。一応、九州の気候で考えていますが関東以南ではほとんど同じだと思います。
誤りがあったらどしどし、教えてください。よろしくお願いします。

時期 コメント 芝張り 水遣り 目土入れ 追肥 刈り込み 除草 エアーレーション 芝焼き
2月 やるとすれば、芝焼きをする程度で、ほとんど何もすることはありません。芝焼きも普通しないほうが当たり前です。この時期は雑草すら生えてこないと思います。しかし、霜が降りている時は注意が必要。
まずは、メンテナンスする人は休養をとってこれからに備えてください。
不可 不要

 

不可 不可 不要 みつけ次第、こまめに行う 不要 やるならこの時。でもやるか?普通!
3月 芝張りをする人はこれからです。芝が傷んでいるなと思う人も今が張替え時です。早いところはもううっすらと緑になり始めます。私はこの時期に油粕を混ぜた目土を全体に撒いてデコボコがなくなるようにします。 良好 芝張り・補修時に行う 一年目はエアレーションは不要と思います。二年目以降、特に人が踏みつける場所を中心にローンスパイクなどで穴をあけて空気が根まで行くようにしましょう。こうすることによって土の中のバクテリアが活性化し、その結果土が軟らかく、根張りがよくなります。また、バクテリアが増えることによって、サッチも分解されて栄養素となります。 不可
4月 いよいよ、高麗芝は成長期に突入します。と同時に雑草も生え始めますので、雑草は根っこから綺麗に抜き取りましょう。雑草をこの時期に取り除いておくと後々楽になります。水遣りも始めなければいけませんが、水遣りは葉っぱの状態を良く見てあげてください。
芝張りした場合、は3・4日くらいに1回水撒きをする
5月 芝生が密集し始めます。油粕などの肥料も梅雨が始まる前のこの時期にやっておきましょう。3週間に1回位のペースで芝刈りをします。また、芝刈りをしない別の週はサッチとりと追肥+木酢液散布などを週おきに行います。 刈り高1−4cm位
6月 とってもいやな梅雨の時期に入ってしまいます。この時期に芝生は急激に成長します。雨の合間をぬって芝刈りをしてください。この時期にしてはいけないことは、「追肥」 これをしてしまうと、カビや病気を引き寄せてしまいます。そのために5月までに追肥を完了する必要があります。 梅雨時期なので不要 不可 不可
7月 さて、忙しい時期がやってきます。梅雨があけて夏となり、たっぷりの水をほしがり、それに伴ってすごい成長をはじめます。芝刈りはほとんど毎週必要となり、水遣りも毎日必要となるでしょう。梅雨があけたら追肥した方がいいのですが、成長が激しいとメンテナンスも非常に大変になるので場合によっては、肥料を与えずに成長を遅くしても良いでしょう。 3・4日くらいに1回水撒きをする 芝張り・補修時に行う 梅雨が明けたら可、梅雨の間は不可
8月 夏がやってきました。この時期はとにかく水を撒くことです。毎日水をあげても、昼には葉っぱが芯のように細く丸まりトンガってきます。地面に水分がなくなると地面の温度が急上昇してきて、結果的に芝生が枯れるので注意がひつようです。この時期は成長が激しいため、病気や雑草に打ち勝つ元気があるので、とにかく水を与えることに集中してください。また、芝の長さは8月の間は通常より1cm位長くしていてもいいかと思います。 不可 毎日水撒きをする
9月 暑い夏が終わってほっとしていると、台風がやってきます。この台風による雨と成長が止まってきた芝生があいまって病気が発生しやすくなります。台風の回数によりますが、必要と思う程度に水を撒いていればいいとおもいます。芝刈りも月に2回で十分でしょう。


良好 台風で雨が多いのでやりすぎに注意して一週間に一回くらいのペースで水撒きをする
10月 芝生の成長はかなり遅くなってきます。少しずつ枯れた葉が増えていきます。しかし、まだまだ、緑はつづきますので10月中に最後の芝刈りを一回やっておきましょう。芝の管理もあと一息です。 晴れが続きすぎた時は水を撒く。 不要 不可 不要。伸びても冬に備えてそのままに 冬から春にかけての雑草がでてきます
11月 葉っぱの緑はまだ見られますが、気温が五度を下回ると芝生の冬眠スイッチが入ります。すると芝生は冬眠状態になります。このときに生えている雑草も根を残していると春になって芽吹きますので、この時期に見つけては取っておいてください。 不要 不要
12月 芝生の緑がなくなってしまいます。12月の前半まで土が乾いているようならば水を与えますが、それ以外ほとんどやることはありません。 不可 不可
1月 正月のもちを食べながら、芝生のことは忘れて体力を整えてください。芝生も根は生きていて春に備えている状態です。 不要