Back to Contents list

製作記 パルスチェッカー

1.4チャンネルバルスチェッカーの製作
まず、何も考えずにパルスチェッカーを作りました。パルスチェッカーとは送信機から出てくる信号を確認するものです。このチェッカーは送信機に直接つないで信号を測る方法と赤外線信号を受信して信号を測る二種類の方法に対応しました。何はともあれ、赤外線送受信機製作に大変便利なのでぜひ作りましょう。
回路図はtoko's HomePageにありますので、これをそのまま利用させていただきました。PICkit1が14ピンのPICまでしか対応していなかったこともあり、PICのプログラムも書き込みもmotoさん任せでした。
(toko's Home Pageより拝借)
回路図を実際の基板に実装するために一応自分で配線図を作ってみました。この配線に従い、半田付けを行いました。一応、動いたのでこの配線でいいのでしょうね。きっと。
一度では起動しませんでしたが、配線を何度か見直した結果、スイッチオンと同時に、COCOの文字がディスプレイに現れました。一応、これで成功です。COCOという字はtokoさんにつくってもらったキャラクターです。自分で作ったチェッカーってなんとも気分のいいものです。
約20年ぶりに持った半田ゴテによる作業なので、配線はお世辞にもきれいとはいえません。通販にすると数百円のパーツ(時には数十円)の購入に送料1200円、代引き300円なんてことも・・・とほほ、秋葉でジャンク探していたころが懐かしいです。ちなみに電源は12Vアルカリ単5サイズの電池をレギュレータで5Vに落として使っています。
配線は結構大変でしたが、部品数自体は少ないのでシンプルなものです。PICがくっついているのがわかると思います。
イヤホンジャックはケーブルを介して直接プロポにつなぐために追加しました。赤外線受光素子は赤外線コントロールから発せられた信号を受けるためのものです。この素子を38Kや56.9KHzのものに差し替えることで、どの周波数でも対応できるようになります。
イヤホンジャックは普通メス型を使うでしょうが今回敢えてオス型を使ってみました。この場合、そのままだとブラブラと邪魔なので、ケースに穴を開けて収めるようにしました。
オスのイヤホンジャックを使った理由はこのケーブルにあります。このパルスチェッカーとプロポをつなぐケーブルはプロポをパソコンにつないでラジコンシミュレータ(リアルフライトG2)を操作するためのものです。これがメス型だったので、このような形になりました。結果的にはこのケーブルをそのままつないで測定することができました。
これがプロポから出てくる信号を直接受け取っている時の写真です。1506μsecと表示しています。この値が、スティックを倒す角度によって変化していきます。

今回使用した部品

PIC16F628-20/PI
液晶ディスプレイLCD1602BS-B1
デジタルスイッチSMK(BCD出力)
クリスタル8MHz(HC-49/S)
セラミックコンデンサ20pF50V
タカチケースSW130
トリムポット10KΩ0.1W
抵抗33KΩ 1/6W
抵抗10KΩ 1/6W
片面ユニバーサル基板Bタイプ
セラミックコンデンサ0.1μF25V
ICソケット18ピン

 

Back to Contents list