なに作る?

  一概に、超小型模型飛行機を作るといっても、飛行機を完成させるためには飛行機だけでなくいろいろなものを作る必要があります。お店で簡単に手に入れることもできるのでしょうが、可能な限り自作でいこうと思っています。買ってきてすぐ飛ばすというお気軽さはありませんが、是非楽しみながら作ってみましょう。

 ・飛行機を作る

基本的にバルサという木と紙を使って飛行機を作ります。飛ぶことを前提とした飛行機の大きさは一番大きいもので翼長が33cm、一番小さいもので16cmくらいです。それ以外にもスチロールやスチレンという素材を含めて発展していくと思います。また、プラモデルなど実際に飛ばない飛行機は8cmくらいのものも扱います。

項番 規格 翼長 対象動力 説明
1. マカデミアナッツスケール 25.4cm(10inch)以下 モーター RCコントロール用に作成した自己規格です。
2. パームナッツスケール 16.5cm(6.5inch)以下 ゴム フリーフライト用に作成した自己規格です。
3. ピーナッツスケール 33cm(13inch)以下 ゴム フリーフライトスケールモデルの公式規格です。
4. ピスタチオスケール 20cm(8inch)以下 ゴム フリーフライトスケールモデルの公式規格です。
5. レジンキット 1/32 - 市販されているレジンキット
6. プラモデルキット 1/72 - 市販されているプラモデル

 ・飛行させる装置を作る

飛行させる装置というと、推進力となるエンジンと飛行機をコントロールするためのコントローラーが必要になります。エンジンはこの大きさですと、ゴム動力や電動モーターになります、コントロールするものというとRC装置やデサマ装置になります。

項番 項目 対象 種類 説明
1. モーター装置 RC ギヤセットの作成や、モーターの作成
2. ゴム装置 フリーフライト 木工工作 ゴム動力のとりつけ、プロペラのとりつけ
3. 送信装置
(プロポ版)
RC 電子工作 プロポのPPM信号を利用した後つけ型、赤外線送信機
4. 送信装置
(オリジナル版)
RC 電子工作 プロポを使わずに可変抵抗から赤外線送信機の信号を作っる赤外線送信機
5. 受信装置 RC 電子工作 赤外線受信装置
6. デサマ装置 フリーフライト 電子工作 PICを使った飛行タイマー

 ・ツールを作る

ツールは例えば、モーターを回すためのバッテリーの充電器や、送受信機が正常かを確認するパルスチェッカーなどになります。

項番 項目 対象 説明
1. バルササンディング板 飛行機製作 飛行機の材料になるバルサを思った厚さにするためのツールです。
2. サンディングゴテ 飛行機製作 バルサをフラットに削るためのツールです。
3. 治具 飛行機製作 飛行機の胴体や翼をゆがみを発生させないようにするためのツールです。
4. 受信チェッカー 赤外線RC 送信機が正常に動いているかどうかを確認するツールです。
5. パルスチェッカー 赤外線RC 送信機が発生させているパルスの周波数を確認するツールです。
6. PIC変換アダプター 赤外線RC 受信機に乗せる小さなPICの端子をPICライターにつなぐためのツールです。
7. コイル巻きカウンター 赤外線RC アクチュエーターを作るときに何回巻いたかを知るためのツールです。
8. コイル巻きスピードコントローラー 赤外線RC アクチュエーターを巻く時のスピードを調整するツールです。
9. バッテリー充電器 赤外線RC 小容量のリチューム電池を安全に充電するツールです。
10. ゴム巻きカウンター ゴム動力 動力ゴムを何回まいているかを知るためのツールです。
11. ゴム取り付けツール ゴム動力 ゴムを機体に取り付けたり、ゴムをまくときのツールです。