【ワシントン・ナショナル・ギャラリー展】


 1999年1月30日から1999年4月4日まで、京都市美術館で開催されていた「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」に行ってきました。
 もう少し待てば東京展が行われれるのですが、待ちきれずに、大阪で用事があったついでに見に行ってしまいました。
 私のお目当てはフェルメールの「手紙を書く女性」です。
 この、世界にたった36枚しかないフェルメールの作品は、どれもが珠玉の作品です。
 私はまだ4、5枚しか見ていませんが、是非とも全部の作品を見たいと願うほど好きな画家です。
 今回日本にやってきたフェルメールは、左上から光が射しこむ室内で、若い女性が手紙を書くというもので、フェルメールによく見かける構図です。
 期待に違わず素晴らしい出来の作品で、あたりにオーラを発しているような雰囲気がありました。
 この絵は最後の部屋の、一番奥まった場所にかけられていましたが、その部屋に入るなり、目がフェルメールに釘付けになってしまいました。
 その部屋には、他にもグレコやヴァン・ダイクなど、良い絵がたくさんあったのですが、気持ちがフェルメールに行ってしまって、まことに気の毒なことをしました。
 今回の美術展は印象派が中心で、標準以上の作品が数多く展示されていましたが、何しろフェルメールが相手ではとうてい太刀打ちできず、フェルメールの一人勝ちになってしまいました。
 なお、東京展は1999年4月17日から1999年7月11日まで、上野の東京都美術館で開催されています。