【E2133 奥の細道「松島や鶴に身を借れほととぎす」】

国・地域 | 日本 (宮城県) |
分野 | 世界一周(ご当地もの) |
名称 | 松尾芭蕉「奥の細道」 |
概要 | 松尾芭蕉の俳諧集「奥の細道」シリーズです |
フローター | 松尾芭蕉と河合曾良 |
バックパネル | 松島や鶴に身を借れほととぎす |
代理店 | カールウエスト |
スタイル | #534(Classic) |
入手の経緯 | Eskesenの代理店(kw)からの寄贈 |
入手した年 | 2007 |
松尾芭蕉の「奥の細道」シリーズです。
「松島や鶴に身を借れほととぎす」
これは「松島の絶景にはホトトギスの姿は似合わない、鶴の姿で出てこい」、という意味の句です。
美声のホトトギスには何とも失礼な句です。
しかし、実はこの句は芭蕉の作ではなく、旅に同行した弟子の曾良の作なのです。
松島を詠んだ芭蕉の句なら「松島や ああ松島や 松島や」があるでしょ、と言われそうですが、あれは別人が作った狂歌です。
「奥の細道」にも他の句集にも、芭蕉が作った松島の句はありません。
松島の絶景は芭蕉の心には響かなかったのでしょうか。