−第36夜− フロートペンの有名コレクター
私がフロートペンを集め始めた1990年頃は、国内ではほとんどフロートペンを販売しておらず、また、他のコレクターと出会うこともありませんでした。
そこで海外に目を向けたところ、何人かのコレクターがホームページを開いていることを知りました。
そうして海外のコレクターたちと知り合いになり、情報交換をしたりフロートペンの交換をするようになりました。
海外のコレクターたちの中から、有名なコレクターを二人ご紹介します。
一人目はダイアナ・アンドラ(Diana Andra)さん。アメリカのオハイオ州にお住いの女性です。
この方はフロートペンの教祖的な存在で、初心者の私にフロートペンの保管方法や取り扱い方などを丁寧に教えてくれました。
彼女とのトレードで得たたくさんのフロートペンは、私の初期のコレクションを充実させてくれました。
彼女は定期的にwebマガジンを出していました。
そこにはフロートペンにまつわる色々な話題や、他のコレクターに会いに行った話や、Eskesenの創業祭に参加した話など、面白い話題が満載でした。
私も日本のコレクターとしてwebマガジンに載ったことがあります。
また、世界中のコレクター達が共同でフロートペンを作った時の発起人であり、とりまとめ役でした。
彼女はたくさんのフロートペンを所有していて、具体的な本数は語っていませんでしたが、恐らく1万本を超える数だと思います。
ところがしばらく前からホームページが閉鎖されていて、ホームページをやめたのか、それとも再開するつもりがあるのか不明です。
ホームページが再開されたらいいのになあ。
二人目はミランダ・ウィッテボル(Miranda Wittebol)さん。オランダにお住いの女性です。
ダイアナさんがwebマガジンの中で「ミランダさんは1万本を超えたそうよ」などとリスペクトする記事を何度も読みました。
フロートペンの数ではダイアナさんよりも常に一歩先を行っているようでした。
彼女は保有している全てのフロートペンをエクセル形式で公開していました。
このリストは私にとって一つのバイブルで、出自が不明のフロートペンが手に入った時に、彼女のリストを見て確認したことがしばしばありました。素晴らしいリストです。
私が保存している彼女のリストには13,000本のフロートペンが記載されていますが、最新の情報では14,000本を超えているようです。
しかし、彼女もダイアナさんと同様にホームページを閉じたようで、最新のエクセルリストを手に入れることが出来ません。
ホームページが再開されたらいいのになあ。
ということで今夜は二人の有名なフロートペンコレクターを紹介しました。
それではまた明晩。