第1回目 「キャンプ生活のすすめ」
皆さんは、休日など家族とどんな風に過ごしていらっしゃいますか。遊園地?ハイキング?ドライブ?…。今回は、我が家の余暇の過ごし方について。
我が家は、娘(5歳)と息子(3歳)そして妻の4人家族です。まあ、どこにでもあるような普通の家族です。私個人としては、若いときから自転車に乗って、峠を越えたり、山に登ったり(?)、旅行に出かけたりと、もっぱらアウトドアでの生活が好きでよく外で寝ていました。しかし、子どもが幼いうちはなかなか出かけることもできませんでした。最近、ようやく下の子どももしっかりしてきたので、昨年から家族でキャンプへ出かけることが出来るようになりました。キャンプといっても、私一人がしていたような野外生活はできません。きちんと施設の整ったオートキャンプ場がメインです。それでもアウトドアの楽しさは十分楽しめます。
先日も、岡山県の北部、恩原高原にいってきました。朝晩は涼しくなったとはいえ、まだまだエアコンが手放せない西宮からは想像もつかないような、涼しさでした。道中、ススキの草原を見られたり、所々紅葉が見られたり、くりが落ちていたり、もうすっかり秋の気配でした。
さて、キャンプ生活のことですが、キャンプ場では取り立てて何かをするという計画も何もありません。退屈なようですが、私はそれがいいのだと思っています。ただ、家族がゆっくり顔を合わせて、電話もテレビもおもちゃも何もないところで一緒に過ごすことが、本当に幸せなのだと思っています。普段は同じ家の中にいても、なかなか話も出来ないし、お互いの顔をじっと見ることもありません。しかし、キャンプにくるとそれが出来るのです。それに、家族一人一人が自然と役割を持って生活することが出来ます。お父さんは、テントをはったり道具を用意したり、お母さんは、料理の支度やいろいろな準備、それを見ながら子どもたちはいろいろと考えながら手伝ってくれます。息子は私がテントやターフを立てていると、すかさずペグやハンマーを持ってきてくれます。娘は料理の手伝いをしてくれます。野菜を切ったり、お米を研いだり、なかなか役には立ちませんが、それでも懸命に役に立ちたいとがんばっています。普段は、「ああしなさい。」「こうしなさい。」といわないとできない子供たちなのですが、家族の一員として行動してくれます。これが一番うれしいのです。
退屈なんてしません。娘はススキで作ってあげたほうきを、キャンプ中ずっと手に持ち遊んでいました。息子はひたすら穴を掘ったり走り回ったりしていました。そして、幼稚園でのたのしかった話を一生懸命してくれたり、知っている歌を歌ってくれたり、そんな子どもを見ているだけで楽しいのです。
みなさんにも、ご家族と一緒に話をしたり、歌を歌ったり、肩を寄せ合ったり出来る時間を、ぜひお暇なときに作られることをお勧めします。心と心がふれあえば、きっと子どもの心も見えてくると思います。そして、子どもたちの心も豊かに成長することと思います。
秋の山中の夜は、芯から冷えました。寒くないかとテントの中で眠るわが子に目をやる自分に幸せを感じた先日のキャンプでした。
暖かいランタンの光
空には満点の星。
健やかな子どもたちの寝顔。
… お肉、おいしかった。 …
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