キャノピーウォークウェイに到着すると、いろんなところにロープが張ってある。で、数人の西洋人がごつい装備を持ってうろついている。後日、naoが聞いたところではイギリス版ナショナルジオグラフィック(そう名乗ったらしい)の撮影だそうだ。貸し切り状態ではないようなので、登ることにする。2本の吊り橋を越え一番奥の観察場所へ。かなりの高所なので、それなりに怖い。先客の西洋人が2名いる。手すりに寄りかかりながら、何かの打ち合わせをしている。手すりがはずれたら30m下の地上に真っ逆さまだ。どういう神経してるんだ?

 我々のグループのメンバーも続々と集まってくる。あんまりたくさん来ると観察場所の台が壊れそうなので(そんなこたーないだろうが)ちょっとびびった。ざわついていて、動物は寄りついてきそうもないので、程なくして帰ることにする。なお、へっぴり腰度が高かったのは、すーさん、naoだが、本題にはあまり関係ないので、これ以上のツッコミは入れないことにする。

 ロッジに戻った後、オーロラ姫、naoとセンターハウス脇の河原で動物を探す。サイチョウとササゴイくらいしか見られずにいると(内心、カワウソ狙いだった・・・)キッチンスタッフに呼ばれる。あっちに行けと言われた方向を見て、嫌な予感がする。「バビ(ブタ)?」と聞くと「ヤ(うん)」と答える。奴だ・・・。ロッジの残飯に餌付いた、野生の誇りのかけらもないヒゲイノシシのオス・・・。私との相性は最悪である(暇な方は、過去の旅行記を隅々まで読んでください)。

 夕食後はナイトウォークだ。出発を待ちながらセンターハウスのテラスでビールを飲んでいると、すーさんが何かが飛んでいるのを発見。キッチンスタッフが「フライングレムールだ」と言う。ヒヨケザルだ!ロッジ脇の木に止まり、登っていく。聞くと「今晩はこの木に滞在するだろう」とのこと。程なくして、他のメンバーやワンコンたちも来たので一緒に探すが、見つからない。と、偶然、ロッジ脇の河原にサンバー(シカの仲間)の親子がいるのを発見し、しばし観察。その後、再びヒヨケザルを探すが、見つかりませんでした。

ヘビ・・・ カエル・・・ 就寝中のコクモカリドリ
Xenochrophis trianguligerusの幼蛇 File-Eared Tree Frog
(Polypedates otilophus)
就寝中のコクモカリドリ

 やっとナイトウォークに出発。今まで面白いと思ったことがないアクティビティなので、あまり期待はしていない。スタッフ宿舎入り口にあるカエル池に向かう。途中、オオフクロウが出てくる。おっ、今回は幸先良いぞ。池ではカエルとヘビが出てくるが、誰も種名を知らない・・・(上記、画像の種名はKatakさんから教えていただきました)。ま、そんなもんです。ネイチャートレールに入るところで、コクモカリドリが寝ているのを発見。良いねぇ、今回は面白いか?と思ったら、この後に見られたのは大きなクモくらいであった。オオフクロウが見られただけでも十分です。

 アクティビティは終了だが、まだ時間が早いので自分たちだけで周辺を探索することとする。と、その時、私の耳に「ジー」という低く響く音が聞こえた。ミミズ・・・?声の方向を探すと、ある落ち葉の下というところまで突き止められた。静かに手を伸ばし、素早く落ち葉をめくると・・・いた。ミミズだ。と同時に鳴き声も止んだ。落ち葉を元に戻し、周囲を散策した後、もう一度近付くと再び鳴き声が聞こえる。同じように落ち葉をめくると、鳴き止む。この後、すーさんが落ち葉の無い状態で鳴いているビデオを録画したが、今のところ「ミミズが鳴く」という確証は得ていない。

 ロッジに戻り、バーでジャンニーニ夫妻とビール。ご夫妻が寝た後も他のスタッフたちとしばらく飲み続ける。お互いが先生の日本語マレーシア語講座だ。「アイラブユーはなんて言うんだ」と聞くので、お約束の言葉を教え、キッチンスタッフのナンパに加担するのだった。
キャノピーウォークウェイに立つ金箔おじさん
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夜のジャングルを歩く