あらすじ





   「知ってましたか、あたし、あなたの事、ずっと好きでした。
   1年5ヶ月という時が、人を想うのに長すぎるのか、
   短かすぎるのか、あたしにはわかりません。
   この曲は、あなたへの想いをこめてあたしがつくったんです。
   この曲が出来た時、あたしは決心しました。
   告白しようって……。
   そうなの、このメロディーが、あたしに勇気を与えてくれたのかも……。」


大好きな彼への想いを込めた曲を弾く陽子。




   「でも……。」









どんどん遠ざかっていってしまう彼。




   「言えなかった……。」









呆然と立ち尽くす陽子。














その時、地面が突然泡立ち始めた。














次の瞬間、青い闇の中で謎の人物に捕まりそうになる。
しかし間一髪の所で逃げられた。














すぐに陽子を捕らえるため駆け出す手下達。