平成12年度
1.2年生の生活科では「仲良し」をテーマに、友達・生き物・地域に積極的に働きかけていく子どもたちを目指して学習を進めてきました。
名人となかよし
松ヶ崎には、いろいろな技をもった方々がたくさんいらっしゃいます。「お料理名人」「スタンプ名人」「チャボ名人」「そばうち名人」etc・・・。そんな名人さんの仕事場へ修行に行き、技のすばらしさだけでなく、人の温かさ、そして地域のすばらしさを感じ、よりいっそう「松ヶ崎」への愛着をもってほしいと願いました。
どんな名人さんがいるのかな
生活科で松ヶ崎マップ作りをした子どもたち。「へえ,こんなところにお店があったんだ。」「ここの人,知ってるよ。」など,新しい発見あり,知ってる人自慢あり。そんな中、松ヶ崎でみんなのために大活躍している人がいっぱいいそうだね。」と投げかけると、農協・郵便局・支所などの公共施設から仕出屋さん・畳やさん・床屋さん・おそば屋さんなどのお店まで次々と。ところが,いったいどんなお仕事をしているのか分からない。わたしたちにはまねできないようなことやわたしたちが知らないことがたくさんあるはずです。そんなことから,松ヶ崎地区でいろいろなお仕事にじゅうじされている方を「名人さん」と名付けて,修行に出掛けることになったのです。
ろくすけ
いつもおいしいお料理を作ってくれる大上名人。おいしさの秘密は料理の腕だけじゃなくて,「食べてくれる人のことを思う気持ち」のようです。味付け,片付け,盛り付け,全部,自分の好きなようにやっているのではなく,たくさんのお客さんが喜んでくれるように考えながらやっいると知った子どもたち。「気持ちをこめる」ことの大切さに改めて気付きました。

Aコープ
普段,お家の人といしっしょにお買い物に来たりお使いに来ているAコープさん。いろいろな品物が置いてあるけど,どうやってお店に入ってきたのだろう。
となりの農協のお仕事もやってみたいけど、忙しくないのかな。品物がなくなったらどうするんだろう。値段はどうやってつけるんだろう。知りたいことがいろいろ出てきました。質問一つ一つにていねいに答えていただいたあとは,やってみようということで、お仕事をお手伝いしました。入ってきた商品を並べたり,値段をつけたり。「ねだんが見えるようにつけるんだね。」「ていねいにならべないと、品物がぐちゃぐちゃになっちゃうんだ。」「使い道がにたような品物は近くにまとめておくとお客さんが分かりやすいんだね。」お手伝いしながら、「ああ,なるほど。」名人の気配りに納得でした。
すず木しょうてん
この日は新しく入った履物を店頭にならべる日でした。値段をひとつずつつけるお手伝い。この(値段をつける)機械ってどこに売ってるのでしょう。そういえばお店で見たことないですよね。名人はお仕事をてきぱきと進めるための秘密道具も持っているんですね。ところで,「電気屋さんなのにどうしてはきものも売ってるんですか。」という疑問にも、ちゃんとした訳があったんです。昔ははきものやさんだったんですね。商売は、その地域の人たちのニーズにこたえたものを提供していく必要もあるということでしょうか。子どもたちにも伝わったでしょう。

ゆうびんきょく
いつも、わたしたちに大切な手紙を届けてくれる郵便局さん。配達の仕事は分かるけど、郵便局の中を見るといろいろな機械があってどうやらそれだけではなさそうです。パソコンみたいな機械を使って貯金のお仕事をしたり,小包みたいな荷物を届けたりもしているんです。バーコードをピッとすると,今荷物がどこの郵便局にあるのかまで分かっちゃうんだそうです。便利な機械もあるんですね。でも,機械なんかに頼らなくても名人の技と知恵にかかればお仕事はどんどん進みます。スタンプを押す速さなんて機械よりも早いくらいです。配達するときはお家の順番に手紙を並べてから配達に出かけるそうです。そうすればむだな動きがいらないとのことですから,ほんの一工夫で,お仕事ってはかどるんですね。
名人の秘密を教えてあげるよ
修行へ行って、名人のひみつをいろいろにぎった子どもたち。せっかくだから、いろいろな人へ教えてあげたくなりました。まずは,教室のお友達へ。修行してきたことやそこで手に入れた秘密を公開!それを聞いてもっと知りたくなったことやもう一度教えてほしいことは、改めて名人さんのところへ行ってリサーチ!それらをもとに,各人が「松ヶ崎の名人の秘密を解き明かす新聞」を作成。子どもたち一人一人の発見や感動が伝わってくる新聞ができあがりました。