旅と建築
開催主旨
日本人の海外旅行者が増えています。
建築物の鑑賞は旅行の大きな魅力の一つですが、
建築文化について教育カリキュラムが日本には現状なく、写真撮影に終始している人が多いのは、非常に残念なことです。
建築家は自身の建築設計に生かすため、半ば仕事で世界各地を旅行しています。
その旅行の中で撮影した街並みや建築の写真等をスライドで説明しながら、
「旅と建築」をテーマに各地の建築と都市の魅力や様式美、歴史的由来等についての講演を行い、一般市民の方々に建築物の見学や鑑賞方法についての新たな視点を養っていただきたいと思います。
第１０回をもって本シリーズは一応終了しました。
同様の趣旨で、「旅と住まい」というタイトルで、住宅を中心とした、世界各地の建物を紹介するシリーズを考えています。
＊イベントの詳細が決まり次第、イベント情報欄に掲載します。
開催実績
第1回97年6月「ギリシア神殿の魅力」(講師：星野康彦）
第2回98年1月「スペイン建築の魅力」（講師：豊辺弘也）
第3回98年7月「パリ発ジュネーブ経由ベネチア行き」（講師：大野鶴夫）
第4回98年1月「カリフォルニアの住宅と遊び心」（講師：萬川幹夫）
第5回99年7月中国福建省「客家土樓を訪ねて」（講師：小南一郎）
第６回2000年１月「輻輳する建築文化−イタリアの街から」（講師：吉羽裕子）
第７回2001年７月「Ｆ．Ｌ．ライトの建築を訪ねて」（講師：榎秀夫）
第８回2001年１月「南西ヨーロッパの都市と建築」モロッコ・スペイン・ポルトガル（講師：西濱浩二）
第９回2001年7月「水郷を巡って」（講師：徳岡浩二）
第10回2002年1月29日「中欧の都市と建築」（講師：山中恵子）
＊第１回から第１０回まで、大阪府立文化情報センターのご協力を得て開催しました。