■まちづくりセミナー2008       【CPD:2単位申請中】

【会場】
・10/3,10/9,11/13 − INAX大阪ショールーム(地図はクリック
  大阪市中央区久太郎町4-1-3伊藤忠ビル1階
・10/28 − ハービスENTオフィスタワー9F(地図はクリック
  大阪市北区梅田2-2-22
【参加費】一般2,000円、学生1,000円(JIA会員1,500円)
【主催】JIA近畿支部都市デザイン委員会
【協賛】(株)INAX,(株)コトブキ,(株)駐車場総合研究所
    日本オーチス・エレベータ(株),日本興業(株),(株)ノザワ

申込みは(クリックするとメールソフトが立ちあがります)

【開催日と講師・講演テーマ】
受付:17:30 講演:18:00-20:00

10/03(金)
山下保博氏
(建築家
アトリエ天工人)

“Creating a New Environment”  新しい環境の創出

ここ数年のアトリエ・天工人の動きとして
新しい構造と工法の開発を含めた建築の紹介と、
環境をテーマにした国内外プロジェクトの紹介

10/09(木)
中谷ノボル氏
(建築家
アートアンドクラフト代表)

「使いたおしてコンバージョン」

「ストックを活用する時代だ!」そう叫ばれて久しいが、
街では超高層ビルへと建替わる現場ばかりを見かけます。
コンバージョンはホントに進んでいるの?
最近のトレンドは?
建物転用業界のいまをリアルに報告します。

10/28(火)
橋爪紳也氏
(大阪府立大学教授
建築史家)


江 弘毅氏
(編集集団140B)

「沿線開発とアミューズメント施設」

阪神間では明治末から昭和初期にかけて、
電鉄会社が運行を始めるとともに大阪のベッドタウンとして宅地開発が行われ、
同時に沿線へ行楽客を誘致するために、電鉄会社はアミューズメント施設の整備を始めました。
これらの歴史背景をたどりながら、これからの沿線のリノベーションのあり方を探っていきます。

11/13(木)

高橋 寛治氏
(高野町副町長)

「世界遺産を核としたコミュニテイーの再生」

高野山は真言密教の霊場であり、世界的にも稀有な山岳宗教都市といえます。
世界遺産への指定を受けて4年、文化や景観の作業を中心に、
日本で唯一のコンパクト シティーの将来とコミュニティーの方向を考えて見ます。

講師略歴

○山下保博氏
960年  鹿児島県奄美大島で生まれる
1986年  芝浦工業大学大学院工学研究科建設工学修士課程修了
齋藤裕建築研究所
株式会社PANOM
近藤春司建築事務所に勤務
1991年  山下海建築研究所 設立
1995年  事務所名をアトリエ・天工人(テクト)に改称
1999年  芝浦工業大学非常勤講師(〜2007年)
2007年〜 東京大学大学院非常勤講師
2008年  東京理科大学非常勤講師
     慶応義塾大学環境情報学部特別招聘教授
Awards
2008年 第15回空間デザイン・コンペティション作品部門「金賞」 『Twin・Bricks』「佳作」 『白いてんとう虫』
2007年 日本建築仕上学会学会賞 「作品賞」 『aLuminum-House』
2006年 第1回日本構造デザイン賞 『aLuminum-House』
2005年 プレストレストコンクリート技術協会「作品賞」 『JYU-BAKO』
2004年 釜山エコセンター国際設計競技「1等」 『釜山エコセンター』
ar+d award(国際新人賞)2004 「最優秀賞」 『セル・ブリック』
第11回空間デザイン・コンペティション作品部門「金賞」 『クリスタル・ブリック』
2003年 平成15年度東京建築士会住宅建築賞「奨励賞」 『ペンギン・ハウス』

著書
2006年 作品集「天工人本」新建築住宅特集
2007年 作品集「PA」ARCHIWORLD:韓国

○中谷ノボル氏
1964年大阪市生まれ。京都工芸繊維大学建築学科卒。マンションデベロッパーやハウスメーカーで、建築設計・不動産営業・現場監督を務め、
1994年にアートアンドクラフトを設立。
「均質化されていない住まい、新しい都市居住のスタイル」の供給をテーマに、集合住宅のリノベーションや長屋の再生、
オフィスビルや倉庫をコンバージョンした住宅の供給など、新しいタイプの都市住宅を数多く提案し続けている。
趣味は世界の水辺を旅すること。

○橋爪紳也
 1960年大阪市生まれ。大阪府立大学産学官連携機構教授。大阪府立大学観光産業戦略研究所長。大阪市立大学都市研究プラザ特任教授。
京都大学工学部建築学科卒業、大阪大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。
イベント学会副会長、(社)日本ディスプレイ業団体連合会理事、(財)大阪観光コンベンション協会アドバイザー、
上海世界博覧会大阪出展プロデューサー、水都大阪2009プロデューサー、大阪商工会議所都市再生委員会副委員長、空間デザイン機構顧問他兼務。
 『倶楽部と日本人』『大阪モダン』『集客都市』『飛行機と想像力』『あったかもしれない日本』『人生は博覧会』『日本の博覧会』
『モダニズムのニッポン』『日本の遊園地』『にっぽん電化史』『ゆく都市 くる都市』ほか著書多数。
ディスプレイデザイン研究大賞、エネルギーフォーラム賞優秀賞など受賞。

○江 弘毅 氏 
1958年岸和田市生まれ。だんじり祭で育つ。
81年神戸大学卒後、神戸新聞マーケティングセンター入社。
88年同じ神戸新聞系列の出版社、京阪神エルマガジン社に移籍。
89年「ミーツ・リージョナル」誌を立ち上げる。93〜05年 同誌編集長、
「西の旅」編集長、取締役編集本部長を歴任。
06年春、京阪神エルマガジン社を退社後、「オモロすぎる仲間と発起人」により
大阪・中之島に編集集団(株)140B設立。

著書に『岸和田だんじり祭だんじり若頭日記』(晶文社)、
『「街的」ということ〜お好み焼き屋は街の学校だ』(講談社現代新書)、
『岸和田だんじり讀本』(ブレーンセンター)、『店のネタ本』 (編著・マガジンハウス)など。

京都精華大人文学部非常勤講師(まちづくり論 07年〜)
神戸女学院文学部非常勤講師(プレゼンテーションの技法 08年〜)
大阪ブランドコミッティ(戦略推進会議)委員(御堂筋・先端スポットパネル座長)
大阪府立文化情報センター有識者会議委員(06〜07年)
大阪市コミュニティ協会「大阪ひと・まち魅力発見事業推進会議」議長代行(07年〜)

○高橋 寛治氏
昭和19年4月1日 年齢64歳
学歴
 昭和37年3月 長野県立飯田高校卒業
 昭和37年4月 中央大学法学部法律学科入学
 昭和43年3月 中央大学法学部法律学科卒業

職歴
昭和37年4月 飯田市総務課主事見習
昭和41年4月 飯田市税務課主事
昭和48年4月 飯田市商工観光課主事
昭和52年7月 飯田市教育委員会出向龍江公民館主事
昭和56年4月 飯田市福祉課主事
昭和58年4月 飯田市農政課主事
昭和63年4月 飯田市企画課地域振興係長
平成 2年4月 飯田市商業観光課商業係長
平成 8年4月 飯田市まちづくり推進室長
平成 9年4月 飯田市教育委員会出向スポーツ課長
平成13年4月 飯田市産業経済部長
平成16年3月 飯田市役所退職
平成16年10月 高野町(助役)副町長

関係機関の委員等
埼玉大学教養学部非常勤講師(まちづくり特論)(2004-現在)
飯田柳田国男研究会運営委員長(2004‐現在)
国土交通省地域振興アドバイザー(1989‐現在)