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スケッチブック vol.11
イタリア紀行  2004.10/1〜14 絵と写真、文:吉田葉子

   

ミラノ 10/12(火)〜10/13(水)
ミラノ
 マントヴァから準急に乗って1時間たらずでミラノに着きます。
 ミラノはマントヴァよりやや北に位置するだけに更に寒い、、。街行く人は皆もうコートなんだもんな〜。
 寒かったな〜。

ホテルアダ
 ホテルはミラノ駅近くのビルの6階にあるホテルアダ。
 ビルのエレベーターは昔の映画に出てくるような、ドアを手で開け閉めする古いタイプ。たまたま同乗したおじさんが乗り方を教えてくれました。こういうエレベーターは、ミラノではもう少なくなったんだと教えてくれました。…そうだろうな〜。
 ホテルが入っているこのビルの入口は、夕方6時には鍵が閉まってしまう、なんてことは知らない私達。夜7時過ぎに外出から帰ってきた私達は、閉ざされた門の前でしばしボー然です。ホテルがある場所が、ミラノでも特に治安が悪いと聞く駅周辺のど真ん中だっただけに焦りました…。しかし解決すればどうということもないことで、入口の脇にあるボタンを押せば自動で門が開くシステムだったのです。
 この厳重さは、治安の悪さを暗に示しているような気がしました。

スフォルツエスコ城
 ミラノで最初に行ったのはスフォルツエスコ城です。このスフォルツエスコ城には、ミケランジェロ作「ロンダニーニのピエタ」があります。
 「ロンダニーニのピエタ」は、ミケランジェロが亡くなる直前まで制作していた未完の作品です。既に目は見えなくなっていたと聞きました。
 ローマやフィレンツエでもたくさんのミケランジェロ作品を見てきましたが、私はその中でもこの「ロンダニーニのピエタ」が一番心に響きました。どうしてかは分かりません。最後の審判や創世記、ダビデにピエタ、いくつかの建造物…。どれも力強くグッと来る作品ばかりでしたが、それ以上に「ロンダニーニのピエタ」は、ただただ美しかった、というか…。あんな形を作り出す人の精神的なところを知りたいなと思いました。

 城内には猫がたくさんいました。ミラノで最大級の建造物であるスフォルツエスコ城は、14世紀に権力を握っていたヴィスコンティ家の居城でしたが、今はネコちゃん達の根城でした。

サンタ・マリア・デレ・グラッツイエ教会
 ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」がある教会です。
 「最後の晩餐」は観覧するのに完全予約制で、一度に25名しか観覧できません。この25名が私達の時はなんと全員が日本人という、日本人のダ・ヴィンチ好きを思わせるものでした。
 「最後の晩餐」は、キリストの問題発言の直前か直後を描いた絵で、故にキリストを取り巻く弟子達の中で1人だけ心にやましさを持つユダの顔には暗い影が描かれてあるんだそうです。と、居合わせていた日本の方が説明していたのを一緒に聞かせていただきました。

(右:サンタ・マリア・デレ・グラッツイエ教会の外観)
 
10/13(水)
 最後までいろいろありましたが、特に大きな問題も無く、無事帰りの飛行機に乗ることができました。イタリアではありがとう友人A井ちゃん!かなり頼らせてもらっちゃいました。
 あ〜毎日いろんな意味でテンション上がって興奮しっぱなしで楽しかったな〜。

 

おしまい。

     
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