水星
太陽に最も近く、日没直後または日の出直前、短時間だけ見える。
楕円軌道を持ち、太陽からの距離は四千六百万〜七千万キロメートル。
八八日で太陽を一周。
質量は地球の約一八分の一。
赤道半径は二千四百キロメートル。
衛星・大気はない。
金星
地球のすぐ内側に軌道を持つ。太陽からの距離は一億八二一万キロメートル、
内合の時の地球からの距離は四千万キロメートル。二二五日で太陽を一周。
直径は地球よりわずかに小さく、質量は約0、8倍、
表面は厚い雲でおおわれ、光の反射率は0、78。
衛星はない。中国や日本の古記録に「太白昼見ゆ」とあるように、
最大光度は一等星の数十倍になる。
地球
形はほぼ回転楕円体で、赤道半径は六三七八キロメートル、
極半径は6357キロメートル。
太陽からの距離は平均一億四九六〇万キロメートルで、
三六五日強で太陽を一周し、二四時間で一自転する。
地殻・マントル・核の三部分から成り、
平均密度は一立方センチメートル当り五.五二グラム。
表面は大気によって囲まれる。
月
地球の衛星。半径一七三八キロメートル。
質量は地球の約八一分の一。大気は存在しない。
自転しつつ約一ヶ月で地球を一周し、自転と公転の周期がほぼ等しいので常に一定の半面
だけを地球に向けている。
太陽に対する位置の関係によって新月・上弦・満月・下弦の位相現象を生ずる。
火星
地球のすぐ外に軌道を持つ赤い星。
金星に次いで地球に近づき、衝の平均距離は七千八百万キロメートル。
十五〜一七年ごとの大接近には五千万キロメートルまでも近づく。
二四時間三七分で自転。
六八七日で太陽を一周。
地球に比べて直径は約半分、質量は約一〇分の一。
大気は希薄で、気温は低い。
冬期に極地に白い極冠ができる。二個の衛星を有する。
木星
質量は太陽の約千分の一、地球に比べて質量は三一八倍、
直径は約一一倍で、惑星中最大。
メタン・アンモニアを含む厚い大気を有し、赤道に平行な数条の帯は、
年々その様相を変え、一八七八年に現れた大赤斑は、現在は非常に淡くなった。
自転周期は約一〇時間、公転周期は一一.八六年。環を持つ。
衛星は十六個以上。ガリレイの発見した四個は、ガリレイ衛星ともいう。
土星
惑星中、木星に次いで大きく、二九年一六七日で太陽を一周する。
直径は地球の約九.四倍、質量は地球の約九五倍。
メタン・アンモニアを含む厚い大気におおわれ、
平均密度は惑星中最小で、一立方センチメートル当り〇.七グラム。
ほぼ一等星なみで黄色に輝く。赤道の周囲に薄い板状の
いくつかの環を持つのを特徴とし、環は固い粒子の集合体。
そのほかに一七個以上の衛星がある。
天王星
太陽からの平均距離二八億七千万キロメートル。
約八四年で太陽を一周。
質量は地球の十四.五倍。十数個の衛星と環を有する。
一七八一年ハーシェルが発見。
海王星
天王星の位置の観測値と計算値の違いから、
イギリスのJCアダムズ、フランスのル=ヴェリエが
この星の位置を推算、それに基づき、一八四六年ドイツのガレが発見。
太陽からの平均距離約四五億キロメートル。
質量は地球の約一七倍。八個の衛星をもつ。
約165年で太陽を一周。
冥王星
太陽系の最外側を回る惑星。
一九三〇年アメリカの天文学者トンボーが発見。
軌道は、離心率が惑星中最大で、
太陽からの距離は四四億四千万キロメートルから
七三億九千万キロメートルまで変化し、
海王星の軌道の内側に入ることもある。
一個の衛星をもつ。質量は地球の五百分の一。
自転周期六日九時間。公転周期二四八年。
ここからは架空の星ですぅ〜。でも本当にあったら、どうしよおぉ〜。(^_^;)
ネメシス
太陽系の第十惑星。
軌道が計算不能でその存在をとらえることが
ずっとできなかった幻の暗黒惑星。
その予想位置のあたりから巨大なマイナス・エネルギーが
放出されているのをとらえるのに成功し
その存在はだいぶまえから確認できるようになった。
セーラームーンとは関係ないけど ...。
クラリオン
対地球ともいい、地球そっくりの惑星が、
地球とまったく同じ軌道を、しかも太陽の正反対の向う側を運行している・・・。
このような伝説が、なぜか大昔からあった。
しかし惑星間探査ロケットは、この星を確認していない。